第一回 マイナーキーのダイアトニックコード —サブドミナントマイナーとの出会い—

2018年1月4日

shiro4

ダイアトニックコードとは何か、覚えていますか?
メジャースケールまたはナチュラルマイナースケールからつくった7種類のコードを”ダイアトニックコード”とよびました。(参照:はじめての音楽理論コード編1、第四回

では、コードには性格分類があったのを覚えているでしょうか?
コードの性格分類(機能)には、3種類ありました。
トニック、ドミナント、サブドミナントですね。(参照:はじめての音楽理論コード編1、第五回

はじめての音楽理論では、メジャーキーのダイアトニックコードの性格分類をやりました。

fig022

この図の内容は覚えてくださいね。

でも、マイナーキーのダイアトニックコードの性格分類はやりませんでしたね。
今回はそれをやっていきましょう。




  • マイナーキーのダイアトニックコード

マイナーキーのダイアトニックコードは以下です。

fig044

これらを、性格分類するとこうなります。

スクリーンショット 2016-06-19 20.00.26

はい、これもできれば覚えちゃいましょう。

え、サブドミナントマイナーってなんぞや。
これは今回はじめて登場しましたね。

マイナーキーのⅣm7に代表されるような、コードをサブドミナントマイナーという性格(機能)に分類します。
これらは全て♭Ⅵの音(key=Amでは、Fの音)をコード構成音に含んでいます。




  • ダイアトニックコードの性格分類まとめ

なので、実はダイアトニックコードの性格分類は、4つの分類があるのです。

トニック
ドミナント
サブドミナント
そして、、、サブドミナントマイナーです。

最後に、メジャーキーとマイナーキーあわせて、ダイアトニックコードの性格分類一覧を載せておきます。

スクリーンショット 2016-06-19 20.14.36


 

  • ポイント

マイナーキーのダイアトニックコード、性格分類を覚えよう

 

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Posted by シロ助