第一回 マイナーキーのダイアトニックコード —サブドミナントマイナーとの出会い—
ダイアトニックコードとは何か、覚えていますか?
メジャースケールまたはナチュラルマイナースケールからつくった7種類のコードを”ダイアトニックコード”とよびました。(参照:はじめての音楽理論コード編1、第四回)
では、コードには性格分類があったのを覚えているでしょうか?
コードの性格分類(機能)には、3種類ありました。
トニック、ドミナント、サブドミナントですね。(参照:はじめての音楽理論コード編1、第五回)
はじめての音楽理論では、メジャーキーのダイアトニックコードの性格分類をやりました。
この図の内容は覚えてくださいね。
でも、マイナーキーのダイアトニックコードの性格分類はやりませんでしたね。
今回はそれをやっていきましょう。
- マイナーキーのダイアトニックコード
マイナーキーのダイアトニックコードは以下です。
これらを、性格分類するとこうなります。
はい、これもできれば覚えちゃいましょう。
え、サブドミナントマイナーってなんぞや。
これは今回はじめて登場しましたね。
マイナーキーのⅣm7に代表されるような、コードをサブドミナントマイナーという性格(機能)に分類します。
これらは全て♭Ⅵの音(key=Amでは、Fの音)をコード構成音に含んでいます。
- ダイアトニックコードの性格分類まとめ
なので、実はダイアトニックコードの性格分類は、4つの分類があるのです。
トニック
ドミナント
サブドミナント
そして、、、サブドミナントマイナーです。
最後に、メジャーキーとマイナーキーあわせて、ダイアトニックコードの性格分類一覧を載せておきます。
- ポイント
マイナーキーのダイアトニックコード、性格分類を覚えよう