ガイドトーン
どうも、シロ助です。
今回はガイドトーンについてです。
ジャズのベースソロをとるときに
メジャースケールやペンタトニックでソロをとっていて → コードに沿った感じがしない!
フレーズを組み合わせてソロをとっていて → ツギハギな感じがしてしまう!
といったことは無いでしょうか。
そんなときに役立つのがガイドトーンです。
ガイドトーンとは、コードの構成音のうち、コード進行の流れを作り出している音です。
例を見てもらった方が早いので、例を見てみましょう。
Candyの最初の8小節のコード進行を使います。下の図をご覧下さい。
それぞれのコード構成音のうち、特定の音をピックアップしています。
そのコード上での度数と、実際の音(音名)を表にしています。
この音は、コード進行に沿って弾くと、半音または全音で下がっていって、流れを作っています。
ベースの指板上での図も載せておきます。
では、実際にガイドトーンをコード進行上で弾いてみて、それをガイドに少しずつ発展させてソロにしてみましょう。
どうでしょうか。
ソロメロディの道しるべとなるガイドトーン。
実はこのガイドトーン、1つの道筋だけではないのです。
同じコード進行で別のガイドトーンの流れを見てみましょう。
こんどは先ほどと違うスタート地点であり、違う道筋ですが、同じように半音や全音ずつ下がっていく流れを作っているのがわかります。
こちらでもガイドトーンを指標にソロをとってみましょう。
ガイドトーンについてわかったでしょうか。
最後に、Confirmationの最初の8小節でのガイドトーン(2種類の道筋があります)を使ってみた動画をご覧下さい。
是非、コード進行上の道しるべ、ガイドトーンを探してみてください。
今回はここまでー。
みんなも色んな曲でガイドトーンを探してみてねー。