第3回 ダイアトニックコードで使えるスケール

2018年1月4日

今回はダイアトニックコードで使えるスケールを整理します。


●メジャーキー

まずはメジャーキーのダイアトニックコードから。

次の表を見てください。

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ドミナントⅤでのスケールについては次の章で学びますので今回は省略します。

太字のところに注目すると、それぞれのダイアトニックコードに対応するチャーチモードが使えることがわかりますね。

まあ当然といえば当然ですね。

とすれば、それらのチャーチモードは、キーの音のメジャースケールで代用できますね。

なので、例えばキーがCメジャーの曲のダイアトニックコードでは、それぞれに使えるチャーチモードのスケールが存在しますが、結局は全てCメジャースケールで代用できるということです。

もちろんコードトーンを意識することは必要になってきますが、ダイアトニックコードにおいてはキーの音のメジャースケールで弾けば良いのです。

あたりまえといえばあたりまえですが、結局そういうことなのです。




●マイナーキー

次はマイナーキーで使えるダイアトニックコードです。

表を見てみましょう。

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太字のところに注目すると、マイナーキーでもそれぞれのダイアトニックコードに対応するチャーチモードが使えることがわかりますね。

Im7のときはエオリアンではなくドリアンなので、ここだけ覚えましょう。
前回、チャーチモードは覚えなくて良いけど、ドリアンだけは覚えても良いと書いたのを覚えているでしょうか?
マイナーキーの曲を演奏する時のことを考えると、やはりドリアンだけは覚えても良いかもしれないですね。

ともかく、チャーチモードは、キーの音のメジャースケールで代用できるわけですから、

例えばキーがAmの曲のダイアトニックコードでは、それぞれに使えるチャーチモードのスケールが存在しますが、ほとんど全て(Im7以外は)Aナチュラルマイナースケールで代用できるということ、さらにそれはCメジャースケールで代用できるということです。

もちろんコードトーンを意識することは必要になってきますが、ダイアトニックコードにおいてはキーの音のメジャースケールで弾けば良いのです。


●ポイント

メジャーキーでもマイナーキーでも、ダイアトニックコードで使えるスケール(チャーチモード)は、全て1つのメジャースケールで代用できる。

マイナーキーのIm7だけ、ドリアンを使うことに注意しよう。

 

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Posted by シロ助