ラテンのリズムを身につけよう
どうも、シロ助です。
みんな、ラテンでノリノリになってるかなー?いえーい。
ジャズにも頻繁に応用されているラテンのリズムですが、苦手な人も多いのでは?
今回のコンテンツは、「ラテンのリズムを身につけよう」です!
ここでいう「ラテン」とは、狭義の「ラテン」のことです。(「コラム ブラジル系とキューバ系のリズムを区別しよう」をご参照ください)
さて、ラテンのリズムを身につけるには何を体得すれば良いのでしょうか?
それはこの2つ!
クラーベ と カスカラ
それぞれ見ていきましょう〜
[1] クラーベ
クラーベとは、ラテンのリズム(キューバ系のリズム=アフロキューバンリズム)の核をなすリズムパターンです。
実際のアフロキューバン音楽ではクラベスという楽器で演奏されることが多いです。
ジャズに応用されると、ドラムがたまに織り交ぜているぐらいでしょうか。
ラテンジャズでクラーベがずっと流れることはあまりないですが、ラテンリズムの根底のリズムなので、これを体得することはラテンのリズム習得の近道です。
こちらのリズム譜を見てください。
どこかで聞いたことありませんか?
練習してみましょう。
これがジャズに最も応用される、2:3のソン・クラーベです。
ん?2:3とか、ソンとか何だって?
実は、クラーベには4種類あるんです。
ソン・クラーベとルンバ・クラーベがあり、それぞれに2:3と3:2があります。
では、ソン・クラーベの3:2、そしてルンバ・クラーベの練習動画も見てみましょう
クラーベについては以上です。
まずは、ソン・クラーベの2:3を体得しましょう!
[2] カスカラ
続いてカスカラです。
え?三時のおやつは文明堂? それはカステラでしょ!
ということでまずはリズム譜を見てみましょう。
聞いたことある人も多いはず。
ジャズではドラムが右手のライドシンバルでこのパターンをたたくことが多いですね。
練習してみましょう。
慣れてきたら、左手でクラーベをたたき、右手でカスカラをたたいてみましょう。
実はカスカラにも2:3と3:2があり、このカスカラは2:3のパターンなので、クラーベを合わせるときは2:3のクラーベを合わせます(ソン・クラーベでもルンバ・クラーベでもどちらでも可)
3:2のカスカラはひっくり返しただけです。
今度は3:2のカスカラも練習してみましょう。
どうだったでしょうか?
ラテンのリズム、クラーベとカスカラ!
ぜひ練習してみてください。
ただし電車の中でやると「こいつラテン系だ!」と思われちゃうのでやめときましょう。
ではまた。
参考文献
『ベースラインの技』箭島裕治著
ジャズベーシスト池田聡のブログ